札幌、G大阪など8強入り J1で2位の川崎は敗退 | FORZA!JUVE

札幌、G大阪など8強入り J1で2位の川崎は敗退

サッカーの第85回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は9日、カシマスタジアムなどですべてJリーグ勢同士の対戦となった5回戦7試合を行い、札幌は新潟に2-2からのPK戦に8-7で勝ち、2部(J2)チームでは唯一8強入りした。
 1部(J1)で優勝争いを演じたG大阪は延長戦の末に広島を4-2で振り切ったが、J1で2位の川崎は甲府に2-5で敗れた。清水はFC東京に3-2で勝ち、鹿島は名古屋に2-1、磐田は大宮に1-0でそれぞれ競り勝った。横浜Mは大分との1-1からのPK戦を4-2で制した。
 J1初優勝の浦和と福岡が対戦する5回戦残り1試合は16日に行われる。23日の準々決勝は、浦和と福岡の勝者-磐田、鹿島-清水、G大阪-横浜M、甲府-札幌の組み合わせとなった。

[共同通信社]


大宮アルディージャ0-1ジュビロ磐田
大宮アルディージャ
(J1) 0-1
(0-0)
(0-1) ジュビロ磐田
(J1)
 ▽得点者【磐】西


磐田が少ない好機生かす 大宮-磐田評
 シュート1本で磐田が勝った。後半11分、こぼれ球を拾った西が抜け出して右足で決めた。両サイドから攻撃を仕掛ける大宮に苦しめられたが、一瞬のすきを突いた。大宮は攻め込みながらシュートの精度が低く再三の決定機を逃した。

[共同通信社]



鹿島アントラーズ2-1名古屋グランパスエイト
鹿島アントラーズ
(J1) 2-1
(2-1)
(0-0) 名古屋グランパスエイト
(J1)
 ▽得点者【鹿】アレックス・ミネイロ、中後【名】ヨンセン


中後が勝ち越し点 鹿島-名古屋評
 鹿島は前半11分にアレックスミネイロのゴールで先制。直後に同点とされたが、前半25分に右CKを中後がヘディングで決め勝ち越した。名古屋は後半31分にスピラールが2度目の警告で退場。10人となった終盤は防戦一方となった。

[共同通信社]



清水エスパルス3-2FC東京
清水エスパルス
(J1) 3-2
(1-2)
(1-0)
(0-0)
(1-0) FC東京
(J1)
 ▽得点者【清】高木、藤本、チョジェジン【東】増嶋、梶山


清水が競り勝つ 清水-FC東京評
 清水が延長の末に競り勝った。1-2の後半ロスタイムに藤本のシュートで追いつき、延長後半6分にチョ・ジェジンが勝ち越しゴールを決めた。FC東京は運動量で上回ったが、後半の再三のチャンスで追加点を奪えなかった。

[共同通信社]



ガンバ大阪4-2サンフレッチェ広島
ガンバ大阪
(J1) 4-2
(0-0)
(2-2)
(0-0)
(2-0) サンフレッチェ広島
(J1)
 ▽得点者【ガ】遠藤、マグノアウベス2、寺田【広】佐藤、森崎浩


G大阪、延長で振り切る G大阪-広島評
 G大阪は2-2の延長後半5分、遠藤のスルーパスを寺田が決めて勝ち越した。7分にも遠藤のパスを受けたマグノアウベスが追加した。広島は後半終了間際に森崎浩のシュートで追いつき、延長に持ち込んだが、最後に力尽きた。

[共同通信社]



大分トリニータ1-1横浜F・マリノス
大分トリニータ
(J1) 1-1
(0-1)
(1-0)
(0-0)
(0-0)
(PK2-4) 横浜F・マリノス
(J1)
 ▽得点者【大】高橋【横】坂田


GK榎本哲が活躍 大分-横浜M評
 横浜Mは前半15分、坂田がゴール左隅に決めて先制。大分は後半23分、スルーパスに抜け出した高橋のゴールで同点としたが、その後は両チーム決定機を生かせずPK戦へ。横浜MはGK榎本哲が2本阻止し、4-2で制した。 榎本哲が2本阻止し、4-2で制した。

[共同通信社]



川崎フロンターレ2-5ヴァンフォーレ甲府
川崎フロンターレ
(J1) 2-5
(1-2)
(1-3) ヴァンフォーレ甲府
(J1)
 ▽得点者【川】ジュニーニョ、鄭大世【甲】ジョジマール2、藤田、倉貫、須藤


甲府が5ゴール 川崎-甲府評
 甲府が5得点で快勝した。0-1の前半29分にジョジマールが同点ゴール。そして6分後、藤田が直接にFKを決めて勝ち越した。後半には倉貫、ジョジマール、須藤が加点した。川崎は先制した後、受け身に回ってペースを乱した。

[共同通信社]



コンサドーレ札幌2-2アルビレックス新潟
コンサドーレ札幌
(J2) 2-2
(1-1)
(1-1)
(0-0)
(0-0)
(PK8-7) アルビレックス新潟
(J1)
 ▽得点者【札】砂川2【新】エジミウソン、矢野


札幌がPK戦制す 札幌-新潟評
 札幌が2-2からのPK戦を8-7で制した。先げりの札幌は8人連続で成功、新潟8人目の矢野のキックをGK佐藤が止めて決着した。札幌は新潟の攻めを粘り強い守りでしのいだ。新潟は終盤に同点としたが勝ち越せなかった。

[共同通信社]